≪IFA2014レポート≫これはほしい! ミルクメニューの美味しいデロンギのエスプレッソマシン


仕事を始める時のエスプレッソ。一息つく時のカプチーノが大好きです。特にいろいろとデコレーションされたのではなく、シンプルなミルクのカプチーノがお気に入りです。ところがこれをつくるのがわりと難しい…。ミルクをきちんと泡立たせるには、何故そのようになるのか原理を知る必要もありますし、腕を磨く必要もあります。疲れた時の一杯ですから、基本、小難しいことをせずにおいしいカプチーノが飲みたいわけです。
エスプレッソの本場は、何と言っても欧州。IFAではいろいろなメーカーのエスプレッソマシンが百花繚乱。が、自動で本当に美味しいカプチーノが入れられるマシンにはなかなか出会えないものです。ところが今回、一目ぼれならぬ一口ぼれしました。それが、デロンギの LatteCrema SYSTEMです。

今回のIFAで一番ほしい! あまりのおいしさに“一口ぼれ”

今回のIFAで一番ほしい! あまりのおいしさに“一口ぼれ”

■均一で、かつきめ細やかな泡立ちのミルク
カプチーノをつくる時、エスプレッソを淹れる時よりも、フォーム・ミルクを作る時の方が緊張します。これがうまくいかないと、美味しくないカプチーノになってしまいますので…。つくり方は、ミルクをスチームで泡立たせ、大きい泡、不均一な泡はミルクを動かしながらつぶしていき、最終的に均一な泡のミルクにするのですが、これがまぁ大変です。しかしこれができると、「バリスタ」とあだ名され、女性にもモテるようになれるかもしれません(女性うんぬんは言い過ぎかも知れませんが…)。とにかく大変難しい。こればっかりは、「機械ではなく、男の仕事!」といろいろ頑張ったものです。
ところが、デロンギの LatteCrema SYSTEMは、そんな思いにはお構いなし。あっと言う間に、おいしいフォーム・ミルクを入れてくれます。

左:淹れはじめから細かな泡立ちのフォーム・ミルク。右:エスプレッソの収まり具合も絶妙。

左:淹れはじめから細かな泡立ちのフォーム・ミルク。右:エスプレッソの収まり具合も絶妙。

ラテ、カプチーノ、マキアート、種類を問いません。写真は、試飲したカプチーノの底の方のフォーム・ミルクですが、均一でみっちりと良質なフォーム・ミルクになっていることが分かります。これでおいしくないわけはないですね。かくして、私のいろいろな思いはみごと一蹴され、「楽しておいしいカプチーノ」に出会えたわけです。

カプチーノの底の方のフォーム・ミルク。泡が崩れていない!

カプチーノの底の方のフォーム・ミルク。泡が崩れていない!

このシステムは素晴らしい! まだ自分では使ってはいないのですが、味で太鼓判を押します!! さて問題は、欧州でも発売され始めたばかりで、日本で販売されるのかどうかが、まだ分からないことです。デロンギさん、絶対に日本で発売してください! 今回のIFAで見つけた一番ほしい家電(システムかな?)です!!(多賀一晃)

2014年09月22日(月曜日)