＜IFA＞IFAで登場した冷蔵庫の未来形（VESTEL／VESTFROST編）

■冷蔵庫のコンセプトモデル

Vestfrost社のブース入り口。冷蔵庫、洗濯機、食器洗浄機、オーブン、IHコンロなどの生活家電を扱う

IFA2013では様々なメーカーがそれぞれの解釈で、はたまた同じようなコンセプトで、冷蔵庫のコンセプトモデルを発表しています。まずはトルコの電子機器メーカー「VESTEL」傘下のVESTFROST。

VESTFROSTは冷蔵庫だけでなく、洗濯機・食器洗浄機・IHコンロ等、総合家電メーカーです。冷蔵庫は小型から超大型、カラフルなものからスタンダードなものまで多彩に取り揃えています。また他社へのOEM供給も行う巨大メーカーでもあります。

目に飛び込んでくるビビッドなカラーの冷蔵庫。これがマッチする部屋って・・・

ビルトインの冷蔵庫。どこからが壁で、どこが冷蔵庫かわかりますか? 取っ手のあるところがドアです

■ドアに液晶モニターをつけてみました

そんなVESTFROSTが提案する斬新な未来形は、ディスプレイ付き冷蔵庫です。冷蔵庫は部屋の空間占有率が大きい家具のひとつであり、邪魔になるのも、インテリアとして映えるのもセンス次第です。もちろん冷蔵庫のドアに映像が映し出せるのは、ディスプレイ技術の進化のおかげですが、ひじょうにカラフルな映像なため、このままだと店舗用という印象でした。バーカウンターの後ろにこんな冷蔵庫があったらオシャレかもしれません。

通常のドアの上に液晶モニターがついたタイプと、透けて冷蔵庫の中身が見えるタイプがあります。透けて見えるタイプは、自分だけには中身が見えるようにして、お客様がいるときはビビッドな映像で中身を隠すというのはどうでしょうか。(永井光晴)