ダイキン、遠赤外線暖房機『セラムヒート』を発売。「トリプル節電モード」で電力消費を抑える


ダイキン工業株式会社は、暖かさを保ちながら電力消費を抑える「トリプル節電モード」を新たに搭載した遠赤外線暖房機「セラムヒート ERFT11PS」を、9月14日より発売します。価格はオープン。

遠赤外線暖房機「セラムヒート ERFT11PS」

遠赤外線暖房機「セラムヒート ERFT11PS」

1985年発売を開始したセラムヒートは、体に吸収されやすいと言われる遠赤外線(波長域3~20μm)を放射し、人に対する温もりが持続する電気暖房機として好評です。電気暖房機は、洗面所などの暖房がない小部屋での暖房や、早朝や帰宅時の主暖房(エアコンなど)の立ち上がりまでの補助的な暖房など、手軽な暖房器具として市場が拡大傾向にあります。

新製品は、節約ニーズの高まりに応え、本機周辺の空気温度を検知するセンサーと運転制御するマイコンを搭載したことで、3つの節電モードを新たに用意しています。これにより、使用環境に応じて暖かさを保持しながら電気の無駄使いを極力押さえた暖房を実現し、パワフルな運転から消費電力を抑えた運転まで幅広い運転モードの選択が可能になっています。

■暖房パワーにリズム(強弱)をつけて暖かさと約15%の節電を両立した「リズムモード」

「リズムモード」を選択すると、暖房パワーにリズム(強弱)をつけて運転することでリズムをつけない通常運転に比べ約15%の節電が可能になります。また、実際に遠赤外線により体が長く暖まる暖房特性から、暖房パワーにリズム(強弱)をつけても暖かさが持続することを横浜国立大学 教育人間学部と共同で実証しています。

■空気温度を見張り電力セーブする「センサーモード」で約40%の節電

また、空気温度を見張りながら自動でセーブ運転する「センサーモード」を搭載。本体に内蔵したセンサーで周囲温度を検知し、20℃に達すると自動的に電力を抑えて運転、最大で約40%の節電効果が得られます。例えば冬場の寒い朝にエアコンと併用した場合、運転開始直後は遠赤外線の効果で局所的に効率よく暖め、室内が暖まると自動で暖房パワーを抑えて運転します。

■少しその場を離れる際に電力を抑える「待機モード」を搭載し快適性と節電を両立

宅配便の受取や来客など、短時間その場を離れる場合に本機能を選択すると、電力を最小に抑えながら運転し節電に貢献します。また、用事を済ませ戻ってきた際に節電モードを解除することで、素早く暖めることが可能になっています。さらに部屋に戻る時間が長引いた場合でも、お知らせ音が鳴り、自動で運転停止する安全、安心機能も搭載しています。

他にも、暖かみを感じる本体ブラウン色を採用したことでリビングのインテリアにも合わせやすくなっています。運転レベルが一目で分かる「パワーモニター」、「節電ランプ」を採用、子供の誤操作を防止する「チャイルドロック」も搭載しています。

ダイキン 遠赤外線暖房機 セラムヒート
●製品名:ERFT11PS
●消費電力:0.33~1.10kW
*停止の時もマイコンを働かせるため、約0.5Wの電力を消費
●外形寸法:縦置時:320W×725H×300Dmm(突起部含まず)、横置時:564W×576H×300Dmm(突起部含まず)
●質量:(約)6.8kg
●カラー:ダークブラウン
●価格:オープン(市場想定価格37,000円前後)
●発売日:2013年9月14日

2013年09月11日(水曜日)