コーボルトジャパンより同社のノウハウを注入したロボット掃除機の新モデル登場


コーボルトジャパンはロボットタイプ掃除機の新製品“コーボルト VR200”を発表した。同社が日本で発売したロボットタイプ掃除機としては2世代目となる。

コーボルトジャパン2世代目のロボットタイプ掃除機“VR200”

コーボルトジャパン2世代目のロボットタイプ掃除機“VR200”

“VR200”では、前モデル“VR100”と、同じ部屋の隅や壁際にフィットしやすいD型形状「Dシェイプ」のほか、部屋の中を検知し可視マップを作成することで、効率的な掃除を可能とする「レーザーナビゲーションシステム」を踏襲しています。さらに今回、同社(本社であるドイツフォアベルク社)によって開発・製造された「BLDC-8モーター」を搭載。“VR100”の2倍の吸塵力を実現しました。右回りでお掃除していくという製品の特性に合わせて、吸引口を右寄りに配置し、ゴミやほこりをかき集めるサイドブラシも吸引口の前面に配置するとともに、ゴミやほこりをかき集めるのに適した長さや硬さへと調整することで、より効率的なお掃除機能を実現しています。

“Dシェイプ”によりコーナーなどもきっちりお掃除できる

“Dシェイプ”によりコーナーなどもきっちりお掃除できる

製品の特性に合わせて吸引口を右側に寄せるとともに、サイドブラシを吸引口の前面に配置。サイドブラシの長さや硬さもゴミやほこりのかき込みに適したものへと進化させた。

製品の特性に合わせて吸引口を右側に寄せるとともに、サイドブラシを吸引口の前面に配置。サイドブラシの長さや硬さもゴミやほこりのかき込みに適したものへと進化させた。

また今回新たに、製品の前面に3つの超音波センサーを採用し、家具などへの接触を防ぐ能力も向上。また、製品の高さを従来モデル“VR100”と比べて、1cm低い9cmとすることで、ソファーの下などの隙間にも入り込めるようになり、家具などに挟まって立ち往生することもより防げるようになりました。しかも製品の高さを抑えながら、従来モデルと同じく、椅子の足や敷居など、2cmまでの障害物を乗り越える機能も搭載しています。壁際をきっちり掃除する際にカバーする壁センサーも採用。さらに、赤外線リモート機能により、ちょっと気になる部分などもその場で掃除することも可能になりました。付属のリモコンでは、赤外線リモート機能のほか、電源操作や動作モードの切り替えもできます。

高さを9cmに抑えたことで、ソファーの下などにも入り込んでお掃除が可能に

高さを9cmに抑えたことで、ソファーの下などにも入り込んでお掃除が可能に

高さ2cmまでの障害物を乗り越えられるので、椅子の足や敷居もまたいでお掃除できる

高さ2cmまでの障害物を乗り越えられるので、椅子の足や敷居もまたいでお掃除できる

吸引したゴミは従来機と同様に、ダストボックスに溜められますが、新たに掃除機による吸引口を採用。手の汚れやゴミやほこりの舞いあがりを防いでゴミ捨てが可能になりました。

ダストボックスよりゴミやほこりを吸い出す吸引口を装備。

ダストボックスよりゴミやほこりを吸い出す吸引口を装備。

連続運転時間は通常モード時で最大60分、エコモード時で最大90分。搭載するリチウムイオンバッテリーの充電時間は最大3時間だが、約1.5時間で掃除の再開が可能となります。また、従来機同様にUSB端子を搭載し、機能のアップデートが可能です。
まさに、前モデルのいい点は踏襲しつつ、ドイツ本国で80年以上続くという掃除機メーカーとしての同社のノウハウをつぎ込んだ渾身のモデルの登場だと言えます。

ロボット型掃除機〈コーボルト VR200〉
●外形寸法:約幅34.0×奥行き34.0×高さ9.0cm
●質量:4.2kg(本体のみ)
●希望小売価格:95,000円(税抜)
●発売日:2014年12月1日

関連サイト→“コーボルト VR200”詳細ページ

2014年12月08日(月曜日)