地域専門店の組織ショップ「フォーエスつくば」結成1周年 平成27年度方針を発表


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組織ショップ「フォーエスつくば」の関係者一同

昨年4月に茨城県内8店のパナソニックショップが“組織ショップ”として結束、スタートを切った株式会社フォーエスつくば。結成1周年、新たな平成27年度に向けた方針発表会の模様をお届けする。全店がおおいなる意気込みを表明した。

今期売上げ目標を6億5000万円に設定
冒頭に登壇した社長の萩谷陽一氏。「この1年は毎月の定例会議、役員会、販促会議、数多くの研修会をこなしてきた。各店の売上げや仕入れを共有できるように月次報告書を4日に1度提出してきた」と振り返る。

萩谷氏
株式会社フォーエスつくば 社長の萩谷陽一氏(フォーエスつくば ハギヤ)

今期はさらなる飛躍を期し、システムの完全デジタル化、実需共有システム導入、催事等の役割の分散化を図り、グループ内キャンペーン取り組み商品の企画策定などを効率よく実施し、昨年以上のスケールメリットを発揮する。

課題に掲げるのは人材育成。「経営基盤の強化拡大には、優秀な人材の育成と増員にかぎる。今期は組織力をもって新入社員採用、社員向け研修会や検討会を増やす。各店店員、女性スタッフのみで構成される会をつくりグループ内の横のつながりを強める」とし、将来的に社員だけでつくる店を出し支店とする計画も明らかにした。

今期の売上高目標は前年比110%となる6億5000万円を設定。「必達のためのしかるべき戦略と投資は怠らず、企業としてのさらなる飛躍成長を目指す」と意気込みを示す。

カテゴリー別の目標値は、「家電商品8商品は前年比110%、オール電化機器は150%、今年度重点商品の補聴器、住設機器、リフォームは200%」とする。またクレジットの売上高について、組織発足前の合計5500万円から昨年度は9100万円、振替率も24%達成したと報告。「今期は振替率40%とし、クレジット売上高1億5000万円を目指す。クレジットの振替を高めることで売掛金をなくし、経営基盤を強化するのが狙い。クレジット訴求で攻めの販売スタイルを定着、新規会員顧客拡大と推進を図る」とした。

「今年1月〜3月の販売推進キャンペーンの際、始まる前は高い目標に尻込みもあったが、終わってみれば高い数字で拡大もできた。短期の集中取り組み、追い込みの為せる技だ。知らない商品、扱いにくい商材はまだ数多くある。パナソニックの商品をもっと勉強して愛し、お客様に伝えられる営業ができれば。皆で心得て欲しい」と鼓舞した。

各関連会社も来賓として出席し祝辞を述べた。パナソニックコンシューマーマーケティングの小山田氏は、東関東支社の2015年度のこだわりなど、支援体制を披露した。

フォーエスつくばの2015年度販促計画を語ったのは植田販促部長。2015年度のロードマップとして、①会議を月に1〜3回行い、内容を店に持ち帰る。②人づくり 従業員やひまわりスタッフ採用に注力、店も環境づくりを行う。③顧客サービス活動強化といった、3つの年間活動を紹介した。さらにグループ8店の店主がそれぞれ登壇し、平成27年度に向けた決意を表明。結成2年目も力強くまい進する。

本橋氏 高久氏
フォーエスつくば モトハシ 本橋雅之社長  フォーエスつくば トチモト 高久勝彦社長
植田氏 髙橋氏
フォーエスつくば ウエダ 植田公輔店長  フォーエスつくば タカハシ 高橋敏博店長
飯田氏 塩田氏
フォーエスつくば イイダ 飯田邦雄店長  フォーエスつくば シオタ 塩田光弘氏
大上氏
フォーエスつくば おおがみ 大上素由氏

(2015.4.15)

2016年04月04日(月曜日)