元気な地域店・パナソニックN&Eハウス すずきでんき(東京都豊島区)


小さなことも大きなことも手がけ、女性目線でお客様のお役立ちに貢献

外観 従業員
7名のスタッフで仕事に従事。年商は1億2000万円、稼働客は1000件。
社長親子
塩谷京子社長(左)と、ご夫妻で興した店を50年間切り盛りするお母様の節子さん(右)

創業50周年の節目にN&Eハウス認定となり、「店づくりや今後の方向性を見直すいい機会になりました」と語る塩谷社長。量販やネット販売を相手に地域密着型の店がお客様に選ばれるよう、活動を多くの方にわかりやすくアピールし、地域の便利な店として認識されることを目指したという。

「店のイメージはスタジオ。セレクトされた商品や活発に動くスタッフ、豊かな暮らしを生み出すさまが外からよく見える店とし、入りやすい工夫、きっかけをつくる工夫、接点を増やす工夫を凝らしました。小物や雑貨のある癒された空間で、暮らしのお困りごとを心が豊かになることに変身させ、感動と満足と笑顔を頂けるお店を目指します」と語る。

駅に近い都下の立地ながら間取りの広い店舗に、多くの商品が並ぶ。「父の時代から店で見て選んでいただくのが当たり前。たくさんの商品と季節の飾りでディスプレイ、母がやってきたことを私も」と塩谷社長。デザインや設計に携わったという前職の経験も活かす。

昨今はリフォームにも注力。「水道のパッキン交換から洗面台交換へ、またトイレの改修から外壁や屋根の張り替えへと、小さなお困り事に応えるうち大きなことにつながります」。スポットでのリフォーム関連の仕事が増え、SE社にも励まされて積極展開へ。
「待つばかりでなくどんどんやるのも一つの手段。すぐ来て、の要請に応える仕事とスパンの長いリフォームは動きがまったく違い二重の忙しさになりますが、どんなことも手を抜かずに大きなこともしっかりとサポートできるような体制を作り、両輪で上手く動けるよう皆で努力したい」と気を引き締める。

「年配のお客様も多い中、新しいモノばかりを次々と薦めていく商売は続きません。お客様にどうしたらわかりやすく伝わるかを常に考え、店頭も印象的な季節のディスプレイを欠かさず女性の目線で細やかなことにこだわっていきたい」と新たな意気込みを燃やす。

店内1 店内2
キッチンなどリフォーム商材の設置でも、住空間を想起させるディスプレイ。消臭効果のあるグリーンや雑貨なども販売。ディスプレイのアクセントにもなっている

エントランス1 エントランス2
照明器具や季節商品などは目に入りやすい店先で展開し、お客様をひきつける

すずきでんきのホームページ

(2015.10.23)

2016年04月05日(火曜日)